展覧会情報
企画展
3階 企画展第一会場

松井冬子「懼怖(おそれ)の時代」展 

Fuyuko MATSUI Solo Show "The Era of Dread"

会期:2025年3月14日(金)~4月5日(土) 11:00~18:30 
※会期延長が決定致しました。
休廊日:3月20日(木・祝)・30日(日)


松井冬子、2025年—新たな扉を開く
痛みや恐怖、生と死の境界を描き、深い衝撃を与えてきた松井冬子。2014年、四十八枚の障壁画《生々流転》(新宿瑠璃光院白蓮華堂)にすべてを注ぎ、静かに創作の時間へと身を投じました。
そして十年の歳月を経た今、新たな表現の地平へと踏み出します。
銀座・ナカジマアートで12年ぶりに開催される個展では、
新たな「懼怖(おそれ)の時代」を象徴する作品を発表します。
さらに、14年ぶりに《終極にある異体の散在》が特別展示。

静寂を破り、松井冬子の世界が再び動き出す。


松井冬子(Fuyuko MATSUI) 略歴
松井冬子公式HP



 《終極にある異体の散在》
Scattered Deformities in the End
2007 絹本着色、軸 124.3 × 97.4cm 作家蔵
©Fuyuko MATSUI
 
特別展示、《終極にある異体の散在》について
250年の歴史を誇る世界的なブリタニカ百科事典の哲学と宗教の領域の中で、ボッティチェリ、ミケランジェロ、ヤン・ファン・エイク、ブリューゲル、ヒエロニムス・ボスといった巨匠たちと並び、松井冬子の《終極にある異体の散在》(2007)が、地獄の十景の一作として紹介されました。

Ten Depictions of Hell | History, Art, Dante, Divine Comedy, & Facts | Britannica


【 5階 】 第二会場

松井冬子「懼怖の時代」展 
Fuyuko MATSUI Solo Show "The Era of Dread"

会期:2025年3月14日(金)~4月5日(土) 11:00~18:30 
※会期延長が決定致しました
休廊日:3月20日(木・祝)・30日(日)
松井冬子(Fuyuko MATSUI) 略歴
松井冬子公式HP
4月3日ジークレープリント販売会 開催決定
 「懼怖(おそれ)の時代」展開催を記念し、出品作品【《優しくされているという証拠をなるべく長時間にわたって要求する》のための下図】を、デジタルプリント技法を用いて原画を忠実に再現したジークレープリントを限定販売いたします。
4月3日の販売会では、ご購入いただいた方に、その場で松井冬子先生に直筆サインを入れていただきます。直筆入りの作品が手に入るこの貴重な機会にぜひご来店いただきたくご案内申し上げます。
【《優しくされているという証拠をなるべく長時間にわたって要求する》のための下図】ジークレー
  価 格:¥100,000+税
  限 定:30 部
  作家直筆サイン、エデションナンバー記載、証明書付き
  技 法:ジークレー
  画 寸:32.2×23.0cm
  シートサイズ: 40.2×31.0cm
  用 紙:テクスチャーコットンラグ
  発 行:ナカジマアート
  製 作:誠晃印刷

  受付開始日:3月26日(水)11:00より。
  電話、E-mailにて受付。エディション番号は、受付順になります。
  氏名、電話番号、ご住所、お受け取り方法(販売会来場予定 有/無)をご記載ください。
  販売会:4月3日(木)14:00より ※詳細は後日ご連絡差し上げます
※ナカジマアート受付電話:03-3574-6008
E-mail:info@nakajima-art.com



【《優しくされているという証拠をなるべく長時間にわたって要求する》のための下図】
2004年
©Fuyuko MATSUI 

作品: 《優しくされているという証拠をなるべく長時間にわたって要求する》のための下図
Underdrawing for Demanding Proof of Being Treated Kindly for as Long as Possible
2004年

松井冬子の自作自解には次のように記されている。
「恐ろしさの原因は、目の前の幽霊ではなく、自分の精神の内側にある。それゆえ現れる幽霊は自らの内にある不安や恐れの投影なのである。このタイトルは、赤児が母親に最初に求めるものであることを意味している」。この西洋アイリスを変形したモチーフは、内に在る不安や恐れの象徴の原点ともいえる大切なものとなっている。(「別冊太陽 松井冬子」平凡社 より)
次回の展覧会
只今準備中

今後の予定
 ■ 2025
      3月14日(金)~4月3日(木) 松井冬子 「懼怖(おそれ)の時代」展
※企画展以外の日は、常設展をしております。
※予告なく、変更する場合があります。予め、ご了承下さい。

■ インスタグラムでは今までにナカジマアートでご紹介してきた様々な作家の作品や、堀文子氏の作品・言葉もご覧いただけます。
ご来場が難しい方は、ぜひオンラインでも作品をお楽しみください。
Instagramアカウント: nakajima_art_ginza

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